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無題2007/07/01

久間氏の発言についてはもう何も言うことはないので、「ミクロネシアの小さな島・ヤップより」というブログを引いておく。

今日はコルビュジエについて書こうと思っていたのに。

イギリスがなぜテロの標的になるのかはよく考えたほうがよい。EUはもうアメリカに頼らない世界戦略を考えているだろう。当のアメリカは日本はほっておいてもいくらでも基地を提供してくれて、役にも立たない兵器を言い値で買ってくれて、郵便貯金も年金の原資もアメリカ資本に回してくれるのだから、東アジアでは中国とロシアに気を使えばいい。食料自給率が40%なんて国は安全保障を語るまでもない。ましてや集団的自衛権など。

中東、東南アジアへにらみを効かせようとすればフィリッピンは地理的にも軍事的にも重要な国だったはずだが、あの国から米軍は全面撤退している。これに対する説得力のある論評は知らないが、政情不安なフィリッピンよりインド洋まで行ってせっせと燃料補給までしてくれる国、日本がいる。

インターンシップで自民党の代議士事務所に行った学生の話を息子から聞いた。代議士先生は選挙のこと以外なにも考えていない。秘書はうちの先生は政策なんかありませんからとうそぶいていたという。

前の衆議院選挙で自公政権に圧勝をもたらして下さった皆さん、自公に投票してくださった皆さん、投票所にも行かなかった皆さん、心よりお礼申し上げます。おかげでこの国の戦後レジームのほんとの姿があらわとなりました。私たちが何にだまされてきたか大変わかりやすくなりました。ほんとにこの戦後レジームから脱却する為に7月29日はあります。

太田拓美 陶人形展2007/07/03

彼とは70年代に美学校彫刻工房でともに小畠廣志に彫刻を学んだ。彼はそれ以前にひとみ座で人形の制作などをやっていて(たぶんNHKでねこじゃらしの11人をやっていた時期だと思う)、ブロンズを鋳造するときも操り人形に発想した作品を作ったりして、そこはずっと今につながっている。常にその主なモチーフはアルレッキーノ、道化だ。その後、瀬戸に通ってやきものをはじめ、これで何度目かの陶による展覧会。

人形劇もその空間が重要な要素だが、彼の陶人形がいいのはやはり彫刻の空間を知っているからだと思う。それが劇を離れたところでの陶のアルレッキーノを生み出している。

今回は大石陽次さんとの詩画集「あいうえお・・・・・・ん」から制作した陶板もある。

展覧会は9日(月)まで下井草・ギャラリー五峯

ル・コルビュジエという方法2007/07/08

忘れないうちにコルビジュエについて書いておこう。もちろん門外漢の勝手な感想である。近現代建築のルーツのひとりとして教科書にも出てくるコルビュジエだが、今回の展覧会では、その絵画や彫刻にも焦点をあて、全体像を見せようとしている。

正直な感想としては、絵画や彫刻は同時代の類型をでるものではないが、空間への意識ははっきりと読み取れる。一方建築は鉄、コンクリート、ガラスといった近代建築の基本素材を使いこなして、それまでになかった空間を生み出したといえる。

私もすこし再現をお手伝いしたユニテ・ダビタシオン(1952)を見る。その細部いたる建築家の視線に妙な親近感を覚える。狭い間口と深い奥行き、そこに配置された空間はまるでパズルを組み立てていくようで、これはウサギ小屋を何とか近代的(文化的に?)にしようとした昭和の日本の建築家たちにそのままつながるように見える。また大規模集合住宅は住の形として定着する。

実現しなかったいくつかの巨大プロジェクトが紹介されているが、そのいくつかは実現されなくて良かったと思う。つい地図や、地形図を前にすると定規を置いてまだ見ぬ都市を夢想するのは建築家に限らず少年の癖である。というより権力者の悪癖と言うべきか。その定規にしもじもの暮らしも文化も押しつぶされる。

もし存命であれば六本木の再開発を見てコルビュジエはなんというだろうか。森タワーから見下ろした街はコルビュジエの申し子たちに埋め尽くされている。直系の前川國男から安藤忠雄にいたるまでその影響は大きい。コルビュジエが晩年にあのロンシャンの礼拝堂、ラ・トゥーレット修道院を経て、方丈の庵「カプ・マルタンの休暇小屋」(これも今回の展覧会に再現してある)にいたる意味を近代への再考として考えてみてもいいような気がする。※方丈とは一丈四方だから四畳半だがコルビジュエの休暇小屋は八畳あまりである。

アーカイブ(ギャルリータイセイ)、写真は大内山雑記帳というある設計室のブログが充実している。

参議院選挙埼玉選挙区で悩む2007/07/11

いよいよ明日が公示日となった参院選。これでもかの安部政権の「恥ずかしい国日本」ぶりにぶっ飛んでしまいますが、それでも3割が支持しているというのがすごい。というか3割くらいはどっかで政権党の利権のおこぼれにあずかっていると考えたほうが正しいかもしれない。

これで与党惨敗の予想もあるが最後までこれはわからない。楽観は禁物ということですこし考えてみよう。私は支持政党はないし、参議院は政党制ではなく個人の選挙にすれば参院不要論など出てこないのではなどと思っているので、比例区は自・公以外なら別にかまわないのだが、天木 直人(9条ネット)もありかなと思っている。か、消去法で社民党。民主はほっといても伸ばすだろうし、共産党もがんばっているけど都知事選での執拗な浅野攻撃や、勝てないところにも候補を立てて野党勢力の足を引っ張る相変わらずの硬直した組織戦がちょっとね。

悩みの種は地方区。我が埼玉選挙区は定員6人なので改選は3人。1人区、2人区ならあまり悩まずに民主だが。改選議席は自・公・民で仲良く分け合っている。3年前の参院選でも自・公・民という結果で、このときは民主が二人立てて計120万票近くを得ている。これは公明54万票の倍以上なのだ。だから3年前でも民主票がきれいに割れていれば自・民・民という組み合わせがありえたことになる。

このときの投票率がわからないのだが大体60万票あたりが安全な当確ラインとして、自民72万の4分の一がすべて共産に流れても53万に届かない。公明に及ばないのだから共産はちょっと苦しい。となると自・民・民あるいは公・民・民か。というわけで我が一票は民主候補でも若い公募候補の行田邦子が妥当な線だろう。しかし、投票率が上がって自民がおおくずれで公明からも批判票が出て、組織票も地盤もない行田邦子が苦戦すると共産の綾部澄子にも可能性はある。

というわけで悩ましい。月末は九州に行くので25日あたりに不在者投票に行かねばならない。終盤戦を見極めずに投票しなければならないのがこれまたつらい。

残念ながら社民は勝ち目がなさそう。民主でも、共産でもいいから捨て身であいのりでもすれば応援するのに。この後の県知事選も反上田でまとめられないものなのか、独自候補を立てようと賛同人のお誘いがあったが共産と票を割るだけではしようがない。

しかし公示前からこんなに悩む選挙もめずらしい。というわけでこれは結構楽しめる。皆さんもどうぞお楽しみください。

鉄砲ゆり・台風・エコ2007/07/15

台風一過の薄い日差しを受ける鉄砲ゆり。

我が家の植物は大半が知らぬ間に生えてくる。鳥たちが種を運んできたりするのだろうが、鉄砲ゆりは球根だよな、つれが植えたのか?聞いておこう。

実家が熊本なので大雨、台風と心配したがたいしたことはなかったようだ。昨年帰省したおりには1時間100mmという雨に遭遇した。大体水害も多いし、台風にも慣れっこの土地柄なのだがやはり近年の大雨、台風の発生時期、規模はおかしい。

温暖化対策の掛け声は聞こえるが、そのほんとのところはどうなのか、オール電化のエネルギー効率の悪さ、電磁波の問題は巧妙に隠されてエコをうたう。電球型蛍光灯はリコールがかかっていたが、生産と廃棄のエネルギー・コスト(白熱灯に比べるととんでもなく複雑でいろんな素材が使われている)を考えると使わないほうがいい。バイオ燃料はさっそく投機の餌食になっている。主導したのはまたブッシュだ。食い物を燃やして食いものにしたつけを払うのは誰?

(鉄砲ゆりはやはりつれが植えたものでした。)

遠賀便り 322007/07/17

『先日、久々に木裳の顔を見に行ってきました。

仕事も忙しく、なかなか行けなかったので、「もっ、もしかしたら"誰?”」とか言われちゃうんぢゃぁ!? なんて思いながらドキドキしながら行ってみました。

「あっ!ごうやん!」ホッ、良かったっす。リハビリは斜め懸垂と、スクワットを数セット。黙々とやっていました。

約束のCDを渡し、さらに新しい約束を交わして・・・。今度はゆっくり、談話室でくだらない話をしような!また会いに行きまぁ~すばい。 』 by ごうやん

ごうやんさん、お久しぶりです。しばらく便りがなかったので「知らせがないのはよい便り」とは思いつつ、どうしているかなと思っていました。月末に九州行き決まりましたので、また遠賀まで足をのばします。キノモ待ってろよ! by でくあん

地震-原子力は飼いならせるのか 32007/07/18

台風が通り過ぎたら地震。これ以上犠牲者の増えないことを、被災者の皆さんに一刻も早く心を落ち着けられるような環境が整うことを願う。

そして震源地の直近に東京電力柏崎刈羽原発があった。報道を見ての印象は今回の地震がこの原発で想定していた地震をあきらかに超えていたということだ。地震加速度のデータ自体が設計値をはるかに超えているし、変圧器の火災にまったく対応できていないこと(消防を呼ぶような火災を想定していない、自動消火装置も作動しなかったのか、それともなかったのか)。モニタリングポストの自動送付データが途切れてその後は文書による発表になっていること。施設内の一部停電が伝えられていること。敷地に液状化現象が起きていること。構内道路に寸断箇所(映像ではあきらかに直線状の隆起が見える)があり、進入道路には50cmの段差ができた。そして放射能漏れ。7号機の主排気塔で見つかった放射性物質からは1次冷却水漏れがうかがえる。→東電から発表された事故状況

東電と政府が何か隠しているように見えるのは致命的だ。4月26日5月1日に原発について書いてその後を書きそびれていたので少し考えてみたい。今の技術をすれば不動の岩盤の上に優れた技術者と危機管理者がいれば原発をコントロールすることは可能かもしれない。しかし不動の岩盤など日本のどこにもないこと。その1万年という単位で管理しなければいけない廃棄物の最終処分に答えが出されていないことを考えるとリスクはあまりも大きい。まずは全原発をチェックして当面の対策をこうじること。今後のエネルギー政策を抜本的に見直さなきゃだめということだ。

こういうと電力の30%は原子力によっている。それを止めるなんて無理だし。CO2削減にもなっている。というのが一般的な反論だろう。これについては素人の私ではなく専門家に聞いてみよう。京都大学 原子炉実験所 小出 裕章さんの「原子力を巡る基礎知識」という連載の一章「過剰な発電所と無力な原子力」がわかりやすい。この連載は、京都府歯科保健医協会の機関誌「京都歯科協TIMES」に発表されたもの(講演会レジュメの一番下、その他)でご一読をおすすめする。

参考:「浜岡原発リポート」上掲写真は浜岡原発の断層(赤線)

参考:「それがたまるか!!」

参考:「日本の原発奴隷」なぜかスペインでの報道

私の結論。単純な話ですが、まずなるべく電気を使わない、化石エネルギーに頼らない生活を心がけることから始めることです。脱原発に向けて。

中越沖地震義捐金受付:郵便振替 口座名「新潟県災害対策本部」 口座番号「00580・3・7」

今日も政治ねたでいきます2007/07/21

今日、期日前投票に行ってきました。初めてなので比較はできませんが切れ目なく人がきていました。

埼玉選挙区の候補者に所沢市内の三団体がアンケートした結果はこちらへ「市制ちぇっくの”わ”」

ちょっと食傷気味ですが今日も政治ねたでいきます。あまりにもねたが多すぎるので気になったところにどんどんリンクをはっていきます。

まずは原発。なんと燃料棒破損の可能性もという話。「それがたまるか!!」から「ヨウ素133が洩れたということは」。IAEAの調査団を日本政府が断ったという話。「kojitakenの日記」から「日本政府、柏崎原発トラブルのIAEA調査団受け入れを拒否へ」。海外の注目度が非常に高いのは原子力というのは決して国内問題ではないということです。何かあれば放射能に国境などありません。あるフランス人は地震国日本の原発を見てこれは地雷原だと言ったそうです。

次は沖縄です。まるで参院選前にやれるだけやっておけみたいな勢いです。アセスメントも何もありません。「反戦な家づくり」から「沖縄が大変だ」。そして海の中での暴力がエスカレートして。おなじみ「きっこのブログ」から「政府による殺人未遂事件」

他にも故松岡農相の事務所費は芸者の花代だったという話や、アルツハイマー失言の麻生太郎外相が「奥さん方にわかりやすくたとえれば、安倍晋三の顔と、小沢一郎の顔と、どちらの顔がいいかを選ぶ選挙」とものたまわっている話などとても書ききれません。女子高生は安倍おぼっちゃまのことをKY(空気読めね~)と呼んでいるそうですが、、、、。

「トラックバックピープル安倍晋三」をみるとマスコミが伝えない新鮮なねたが満載です。ときどき怪しいのもありますが自分の舌で判断しましょう。

写真はイソップ通信からお借りしました。沖縄でのスナップ。こういう違反は他陣営でもあるのでしょうが、そのまま戯画。ステッカーを貼った人の気持ちまで想像してしまう傑作です。

リンク先の皆様へ、無断引用等おゆるしください。TB貼っておきます。

旅に出ます2007/07/24

「旅に出ます」といってアフリカにでも行ってみたいものだ。で、九州に一週間ほど、福岡から熊本、鹿児島は枕崎まで行ってまいります。枕崎は「風の芸術展受賞作家展」に出席するため。鹿児島にも二年間住んだことがあって、枕崎近くの坊津などは中国との密貿易の基地であったりして、不思議な雰囲気は小学生にも感じられて、今でもよく覚えている。

枕崎あたりまで行くと、東シナ海をたどれば台湾、中国大陸、東南アジアまで地続き、じゃない海続きなのが実感としてわかる。

福岡にいると、朝鮮半島のほうが東京より近いし、北海道だったら、サハリンのほうが近いわけだ。今は東京中心にこの国は回っているようだけれど、そうでなかった時代のほうがよほど長いし、文化と呼べるものがあれば、それは海の道にはぐくまれたといったほうがよい。陸路のほうがよほど困難だったのだから。その回路-海路を閉じたらろくなことはない。

画像はその海路の先の沖縄のジュゴンの海で防衛施設庁がやっていること。きっこの裏日記から拝借。「辺野古から緊急情報」

参議院選の結果はたぶん熊本で知ることになる。戦後でもっとも重要な選挙といってもいいだろう。答えを出さなければならないのは政治家でも政党でもない私たちだ。

帰ってまいりました2007/07/31

一週間のご無沙汰です。猛暑日続きの九州縦断を往復して駆けずり回ってきたので、ちょっとくたびれました。写真は40年ぶりに訪れた坊津(ぼうのつ)の海です。鑑真和上が上陸したのもこの近くの入り江。