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熊本地震遭遇記 4月15日2016/04/15

 よく晴れていたと思う。まず玄関に散らばった灯油のポリタンクや段ボール箱、私の作品などを片づけて外へ出る。外から見る限り屋根瓦のゆるみもないし壁も大丈夫なようだ。ガスのマイコンメーターを復帰、電気も水も一応大丈夫だ。いつも母のことを頼んでいる西隣りのSさんが声をかけてくれる、私が来ているのがわかっていたので昨晩は声をかけませんでしたとのこと。両隣りとも家自体は大丈夫とのことだが、中はめちゃくちゃ、どこから片づければ、とにかく怪我もなくてよかったといった話をした。

                                 4月15日6時57分
 先に書いておくが震度5、6を含む昨夜から朝までの断続的な揺れに比べると、この15日9時~24時の揺れは3以上では震度3が6回、震度4が3回だから昨晩に比べれば少しおさまったように思えたのだ。

 朝食は難を逃れた昨夜の残りもので何とかすませる。朝刊は届いていたか、実は新聞もテレビでどういう風に報道されていたかも記憶が定かでないのと、メモした以外は15日に見たのか、16日だったのかわからなくなっている部分もある。確かなところを時系列で書いておく。ただこの時点では自治会も含めて公的なインフォメーションはなかったと思う。

 母には台所を頼んで、まずは落下した物、壊れた物を別にして邪魔にならないところに集める、壁にかけられた鏡や額はすべて外す。母が水が濁っているという。しばらく流してみるが濁りはなくならない。近所の上水道も止まっているらしい。まずは水の確保か。水をためておけるようなものもない。やっているとは思えないがホームセンターに行ってみよう。この時は近隣で外から目立つような被害はなかったような気がするがそこが不確かなのだ。

 ホームセンターは営業していた!が、レジだけは動いているが商品は散乱し、床の一部は水浸しというか油のようなものまで流れている。水を入れられるようなタンクはあるかと聞くと、行けるかわからないがと、途中まで行ってみたが崩れた商品に阻まれて諦め入り口近くにバケツを見つけてふたもあわせてふたつ確保。ガムテープやビニール袋。水も聞くと最後だという2本を手に入れた。後の客が水がないと聞いてがっかりしていて申し訳ない気分になったがさすがに一本どうぞとは言えなかった。しかし、ありがたかったがあの状態で良く営業していたものだ。レジもパートらしき女性だったが、いろいろ聞く余裕がこちらになかった。

 物置にいただき物のどこかの天然水もあったので、昼は母がそばを作った。市内で水が出ているところを聞いてバケツの中のビニール袋にたっぷり2杯確保。夕方までかかって小さい家だから大体のものは片づけた。仏壇はまた戻して下の台とガムテープでぐるぐる巻きにした。夕食はどうしたかメモがない。いつものようにはいかないが母が何かと作って食べたと思う。母は意外とのんきで多少濁っていても風呂くらいはといって湯をため始めた。結局濁りがひどくて入れなかったのだが。

 書いたように前夜に比べれば全体になんだか穏やかに思えた。念のために車には毛布と水を積み込んでおいたものの、もうあれほどの揺れはないだろう。よく寝ていないし、ふとんでゆっくり寝たい。枕元に必要な物をまとめて靴を置いて、私は板の間に、母も自分寝室で寝ることにした。母はすぐ眠りに落ちたようだ。私もいろいろと思いをめぐらして気持ちが高ぶっているようでもそのうちに寝てしまった。


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