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裸になった家2010/10/22

裸になった家

改修のために建具、床、天井などを取り払った実家。築67年、戦争中の安普請であちこちに狂いは出ているものの、問題の多いのは在来工法で改築した水回りと、雨水が浸入した外壁をモルタルで仕上げた洋間だった。

白蟻に見事にやられていた。だいたい東日本、日本海側の雪にも備えた重厚なつくりに比べて西日本の古民家は見劣りする。温暖で冬への備えがあまり要らないこともあるし、湿潤で白蟻の食害で長持ちしないというのもあるかもしれない。

在来工法の木造家屋の寿命がだいたい30年といわれていたが、対症療法を積み重ねて今盛んに百年住宅とか喧伝されている。しかし九州でも大分の富貴寺には平安時代の大堂がある。伝統工法の木造建築が千年持つのに現代の技術を結集した結果が百年住宅では情けない。

今回の改修で思い出の詰まった実家がどう蘇るのか楽しみだ。

改修工事の様子はこちらのブログでも紹介されている。→「阿蘇の古民家ブログ」http://kumamoto-kominka.seesaa.net/

古屋再生 132009/11/02

リフォーム完了

やっと今回の改装も南京下見の外壁を張り終えて一段落した。こうやって見ると電信柱がなんともじゃまくさい。ビフォアーはこちら

改装自体はだいぶ前から考えていたが、取り掛かって暇を見つけてはで2ヶ月もかかってしまった。

今回の改装は道路の角に面してるので、御近所やとおりかかった人がなにやかやと話しかけてくる。だいたい器用で何でもできていいですねとか、きれいになっていいですねといった類で、まぁ趣味でやってるくらいにしか見られていないようだ。

傷んだ家を直すのは趣味でもなんでもなく生活の延長だと思うのだが、決まった仕事に通い定期的なお休みがあってというのがスタンダードなのだろうから、趣味といわれてもしかたがないのかもしれない。

職人らしい人は「こういう木造の家がいいんだよな。最近のサイディングってやつはだめだね。」と、見るところが違う。

包丁とまな板2009/09/30

包丁とまな板

これは古家再生ではないが、ついでに。

新しくした設備?がもうふたつあった。包丁とまな板。これがなければ台所は動かない。このさいと新調した。

左側は結婚当時に買った安物を時々研ぎながら使った包丁。右の包丁と比べると小さくなっているのがわかる。まな板は息子が小学生低学年の頃、都幾川村(今のときがわ町)にキャンプに行った時に村の物産店のようなところで買ったもの。

まな板はずっと探していたがいいものがない。これはと思うと一枚板ではなく集成材だったりする。ネットで探すと青森のヒバ材のまな板を見つけた。いい香りがするし、軽く、包丁の当たりも柔らかい。厚みも3cm以上ある。

包丁もこれはというものがなくて結局無難なところで木屋のスイスのエーデルワイス鋼を使った三徳包丁。これが切れる。大事に使えば30年でも持つのだからやはりいいものをそろえるべし。

古家再生 122009/09/29

キッチン ビフォア&アフター

内部優先でリフォームしてきた台所が、細部の仕上げは残っているがだいたい形になった。

画像はそのビフォア&アフター。上の雑然とした台所、昔はみんなこんなだったなぁ。流しもコンロも湯沸し器もみんなそのまま再利用。流しは結婚した後に中古を譲り受けたものだから25年以上前の代物。もともとそんな安物ではなかったらしく、一度排水口の周囲が錆びて水が漏れて修理したが現役。

システムキッチンも物色してみたがディスカウントでもその値段の高さにびっくり。何よりカウンターが高すぎる。背丈のないつれには辛い高さだ。 そんなわけで設備で新しくしたのは蛇口と照明くらいだが想像以上に大変身。

60cmひろげただけで空間がこれだけ変わる。

古家再生 112009/09/11

生活をしながらの改築なので、まず増築部分の柱から建てる。すべてアトリエで撤去した柱の再利用。右側の外壁の一部だけ仕上げてプロパンのボンベは移動している(画像上)。

軒を出して給排水の配管を段取りして、ガス屋さんに来てもらってメーターを移動、配管を直してもらう(画像下)。

最近、またガスの強引な営業が多いので話をすると、特定商取引法が改正され発効前の駆け込み営業らしい。現行よりずっと安く供給できる、変更手続きもすべてやる、高いガスを買わされている、といった具合だ。前に一度しつこい営業があってガス屋さんに相談して調べてみたら、やはりそんなおいしい話はあるわけがない。

改めて石油情報センターによる一般小売価格情報で調べてみると今のガス屋さんはけっこう安いほうだ。今回の工事もサービスでやってくれた。

プロパンガスは小売店が自由に価格設定ができるので何重にも価格設定があって古い固定客には高く取るなどの話はよく聞く。一度石油情報センターで調べてみることをお勧めする。

古家再生 102009/09/08

アトリエの方ばかりかまっていたら母屋の方が痛みが目立つ。特に道路に面して一番目立つところが南側でもあり南京下見の外壁はかろうじて錆びた釘でひっかかっているような按配で、手で簡単にはがせる。台所の出窓は下地が痩せて傾いている。

このままでは土台、柱の腐朽も時間の問題だ。仕事も暇だしこの際、少し増築して、つれが念願している洗面所と脱衣所を確保した上で、外壁も直すことにする。給排水、ガスの配管もあるので少し段取りが面倒だが、ハハなんとかなるさ。

古家再生 92008/09/13

夏のゲリラ雨の直前くらいにやっとこさ表の扉を作り難を逃れました。シャッターは嫌いなので取り外したガラス戸を流用して観音開きの大扉に仕立てました。少しずつ余っていたペンキで塗装したらかなり微妙な色使いになってしまいました。訪ねてきたTさんいわく「すごいすごい!でも考えたとしてもこんなの作るの赤塚さんくらいだよね。」それってほめてくれたの?。別の日にやってきたNさんは「楽しそう。ほんとおもちゃ箱だね。」だって。おもちゃ箱といったのは私のつれですが。

何をいわれても仕事場です  ...さぁ 働け!働け!って...。

古家再生 8-仕事場始動2008/07/16

200キロを超える鉄の作業台を移動して据付。前の作業場に置いたときは2トン車のクレーンで高さぎりぎりのところを入れたのですが、今回の移動は仮設用の足場パイプとキャスターを使ってひとりで動かしました。ひとりでやっているとそんな知恵だけはついてくるようです。

一応新しい作業場が始動しました。あと必要な物は、はい、仕事です。

古家再生 7-仕事場2008/07/08

やっと仕事場の移動をはじめた。アトリエとかスタジオとか言うよりもやはり仕事場という感じ。工場(こうば)というほどの生産性はない。

これでやっと雨漏りだらけで冬は冷蔵庫、夏は蒸し風呂の最悪の制作環境を脱出できる。

画像は2台の溶接機を中心にした新しい仕事場の一角。機材や道具、材料をどこにどのように納めるのか考えながらだから、一気呵成にとは行かない。

それにしても貧乏性は自覚しているが20年、30年と後生大事に抱えているガラクタの多さに自己嫌悪。近頃は捨てるのも大変なのだ。

しばらくは、「モノ」の整理(ごみの分別)の方に時間をとられそうだ。

古家再生 62008/05/19

やっと土間のコンクリート打設。朝から職人さんが3人、クラッシャーラン(砕石)敷き込み、転圧、ワイヤーメッシュ(金網)を入れて、小型のミキサー車で2回コンクリートを入れて午前中の作業終了。午後は職人さんが1人残って乾きを見ながら金コテで仕上げていく。きっかり5時終了。

明日は台風の影響で大荒れの天気らしい。いいタイミングでした。3日ほど養生したら使えるようになるが、仕事がピークを迎えそうなので設備を移動して本格的に稼動に至るにはもう少しかかりそうだ。

古屋再生と最初に書いたのが去年の4月5日だから、およそ1年でここまでこぎつけたことになる。まぁ、ぼちぼちと仕上げにかかりましょうか。