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獅子頭の修復2016/10/12

 飛び込みでKさんが獅子頭を持ってきました。なぜかバラバラ。なぜバラバラになったかはここでは秘すとして、来週末には東北に舞いに行くので何とかお願いしますとのこと。別に由緒あるものではないということなので・・・ではやってみましょう。というわけで

         見事にバラバラです

         きっちり合わせて接着、締めこみます

         カシュ―塗料をぬり、接合部は裏打ちをして補強

         クラックや欠損した部分を補って色を入れます

         復活です

松本行2013/03/26

 結局5日間現場に通って、仕事はやっときりがついた。日曜日は休んで月曜日(25日)、松本の姪夫婦と9ヶ月のあかりちゃんの新居のために表札を届けに行く。圏央道を使うと2時間半ほど。横須賀の現場よりよほど近い。

石川邸表札

 表札は楠の板に額彫り、前に作ったレリーフの残材だが木目もおもしろい。正方形なので裏に取付用のキーホール状の釘穴を2つ。

表札裏面

 この新居が建つまでには中古物件を見に行ったり、結局新築することになって、工務店の設計を私が直しに直してなんだか自分が設計した家が建ったようでうれしいのだけれど、木をもっと使うようにすすめたが結局外壁は新建材(これは防火上、法的に仕方ないが)、内装は石膏ボードにクロス張りというのがちょっと残念。

石川邸

あかりちゃんの泣き顔。おまけ。

泣くのも仕事 あかりちゃん

どうなる?2012/12/20

スタディーモデル

バランス感覚に優れたわが国の民草は賢明なる選択をしたのか、自民党に票を投じたのは全有権者の4分の1に過ぎない。しかし小選挙区制ではこんなことに。

少し考えたいけれど九州から帰ってくると年末で仕事がぎっちり。こんな仕事もしています。アクリル板で作ったある展示施設のスタディーモデル。

ちょっとばたばたです。

村田銃の復元 62012/11/22

村田銃組立前

 組立前の銃身、銃床と全パーツ。

村田銃部分

 一発ずつ弾をこめる非常にシンプルな構造で、故障も少なく長く使われたというのもうなずける。

村田銃部分

 日本の狩猟文化についてあまり語られることはないし、猟友会も高齢化、銃器への忌避から昨今の野生動物と人間社会のアンバランスもいわれる。この銃は長い間森と里山とその間にある人の営為における強力な道具だったのだろう。他の銃に詳しいわけではないが美しい銃だと思う。

 全体の画像は⇒コチラ

村田銃の復元 52012/11/21

村田銃銃身

村田銃パーツ

 銃身とその他のパーツも仕上げて黒染めする。ガンブラックともいうが
黒錆、四酸化三鉄を化学処理で表面につける。赤錆に比べて非常に安定していて防錆油を拭き込んで手入れをする。

 右下は銃床に取り付ける鍛造で作ったバットプレート。ネジ類は今回は何とか手持ちのマイナスネジで間に合ったがこれも入手が難しくなる。

村田銃銃床

 銃床はオイルステインで着色、オイルフィニッシュで仕上げる。中には鉛を仕込んで全体の重量バランスを調整する。

村田銃の復元 42012/11/20

銃床の木取り

 テーブルソーとジグソーで木取り。銃床に使う材はウォールナットが一般的といわれるが今回は実際によく使われていたというブナ材を使う。厚みが45mmほど必要なので材の入手もだんだん難しくなってくる。今はある程度ボリュームのある材は集成材が多い。資源活用には良いのだが。
 
銃床成形

 なるべく刃物で成形をする。サンドペーパーを使うのは最後。サンドペーパーを使ったあと刃物を使うと刃が傷むのだ。

銃床成形

 銃身に合わせて微調整。ここが決まればもう少しだ。

村田銃の復元 32012/11/19

村田銃パーツ

 ボルトハンドルを溶接して遊底部分を仕上げる。その他小さなパーツも切ったり削ったり溶接と細かい作業。鉄の適度な粘りと加工性のよさは他の金属になく、熱処理をするとさらに全く違う顔を見せてくれる。

村田銃遊底の組込

 ボルトアクションの組立。パイプを切削していくと開いて寸法が狂ったりするので修正しながら微調整する。

村田銃銃身の組立

 銃身の組立。あくまでレプリカなので可動部分はない。すべて見えないところで溶接、ネジ止めで固定してある。モデルにしたマタギの村田銃は13年式と18年式の特徴が混在している。

村田銃の復元 22012/11/17

村田銃銃身

 銃身の仮組み。銃身に肉厚のパイプ、ボルトアクション(弾を込めるところ)を仕込む材料を合わせてみる。芯の通りや組み込み部分の調整をしてから切削加工へ。

村田銃パーツ

 ボルトハンドルは丸鋼から、ローレットツマミは真鍮製の市販品(画像右下)から、ボール盤を旋盤代わりに削り出す。マイナスネジはプラスネジの頭を溶接で埋めてからマイナスの溝を刻む。こういう細部の仕上がりが最後の完成度を左右する。

 カテゴリーに村田銃の復元を追加しました。

村田銃の復元 12012/11/12

村田銃の復元資料

昨日は久しぶりの飲み疲れと、雨とで結局国会前には行きそびれ、言い訳のように次の仕事の図面をいじっていた。

また忙しくなる前に村田銃の復元について製作過程を書いておこう。伝統的狩猟民「マタギ」が使っていた村田銃というのはもちろん軍用銃の払い下げもあったのだろうけれど、ほぼ同形の散弾銃村田「式」銃を含め同様の単発銃をひろく村田銃と呼ぶようになったらしい。「村田銃」 - Wikipedia

今回参考にしたのは前に作った栃木県の博物館に保存されている村田銃の画像資料。宮古市北上山地民俗資料館の実測図もほぼ同様の特徴を備えているので同形のものだろう。二つの年式がある軍用の村田銃の資料(こちらの方がネットでも多くの写真資料がある)も参考に外形図を作って図面も画像もなるべく実物大にして用意する。

なにしろ実物にはお目にかかっていないので画像資料が頼りなのだ。これを可能な限り用意してからはじめて制作に取りかかる。

村田銃の復元2012/11/04

復元した村田銃

前にある博物館にマタギが使っていた村田銃を納めてこのブログにも少し書きました。⇒ 2010/05/202010/06/13 これを見た方からぜひ作ってほしいという依頼がありこのひと月少しずつ作って昨日納めたところです。製作過程も少し整理してここに載せるつもりです。