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ハーモニカがほしかったんだよ2012/12/10

夕食の前に小沢昭一さんの訃報を新聞で読みながら「ハーモニカがほしかったんだよう どうしてかどうしても・・・」と口ずさんでいたら涙がこぼれた。youtubeで「ハーモニカブルース」を見つけて聞いてまた泣いた。

小沢昭一さん自身の挿話から谷川俊太郎が作詞、 補作詞:小沢昭一 作曲:小沢昭一 補作曲:山本直純。1973年コロムビア。

私が東京に出てきて1年くらいか。まだ十代だった。いろんなものが重なっている。

合掌

CHIMES OF FREEDOM THE SONGS OF BOB DYLAN2012/02/20

THE SONGS OF BOB DYLAN

キターッ!アムネスティーから「CHIMES OF FREEDOM THE SONGS OF BOB DYLAN」が届きました。

アムネスティ50周年記念のボブ・ディランの作品をカバーしたトリビュートアルバムです。なんと全73曲、4枚組、ジョニー・キャッシュに始まり最後がディランの「CHIMES OF FREEDOM」。70曲はこのために新たに録音されたもののようです。収益はすべてアムネスティーへの寄付となります。

まだ2枚しか聞いてないけどそれぞれの歌い手の個性もあって(えっというアレンジもあるけど)聞きごたえがあります。スティング、パティ・スミス、エルヴィス・コステロ、ジョーン・バエズ、カリー・サイモン、ジェフ・ベックって並べただけでもすごい。

購入はこちらから→ http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=4424

安いアマゾンで買う時もアムネスティのアマゾンアフェリエイトを利用すると購入金額の3~7%がアムネスティへの寄付となるそうです。

オマケ:ピーターバラカン氏、特別インタビュー!「音楽と人権」 2008

追記:何気なく3枚目4枚目と聞いているとなんと最後のディランの前はピート・シーガーのFOREVER YOUNGじゃないか。もう90歳越えのはず。感激。

2001.9.11-2011.3.112011/09/12

この10年はなんだったのか。振り返ってみると工房から独立した後、やっとのことでアトリエを開いたのが2001年だから、個人的にはジタバタし続けた10年だった。でもなんとか自分の裁量でやってこれたのは幸せだったと思う。綱渡りだったけれど。

でも世界の容貌は大きく変わったような。9.11のときも3.11でも世界が変わったと人はいうけれど、見えなかったものが、あるいは隠されたものが露呈したので、それはそこにずっとあったのだろう。

沈黙の音の中に-The Sounds of Silence

Paul Simon performs 'The Sounds of Silence' at Ground Zero for the 9/11 Anniversary

PLAYING FOR CHANGE2010/04/06

世界各地のミュージシャンがひとつの曲を歌い演奏している大和証券のコマーシャルがすごく印象的で、久しぶりにCD(+DVD)を買った。

「PLAYING FOR CHANGE-SONGS AROUND THE WORLD」 タイトルのとおり歌は世界を巡る。ひとつの曲を世界各地のストリートミュージシャン、インディーズの歌手、奏者を訪ねて音を重ねていく。現在のデジタル技術あっての事だとしても、重なり合う音、歌は共振し共感、シンパシーというのか、満たされていく気持ちになる。そしてほとんどがストリート、屋外で録音されているのがその空気を共有させてくれる。

「スタンド・バイ・ミー」、ボブ・マーリーの「ワン・ラブ」に始まり、最後にサム・クックの「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」。98年に始まり5大陸100人を超えるミュージシャンが参加したこのプロジェクトはまだ進行中で、財団を設立して南アフリカに音楽学校を作ったりしている。

ウィ・アー・ザ・ワールドのような大スターのお祭りプロジェクトとはまったく違うスタンスで世界をつなぐこのプロジェクト、ぜひこちらでご覧ください。→http://www.youtube.com/user/PlayingForChange

PIT INNへ行く- 浅川マキ追悼2010/03/04

4日、高田馬場に用事があったので仕事を早めに切り上げ出かける。用事もさっさと終えて、新宿で展覧会をひとつ見て近くのPIT INNに。

1月17日に亡くなった浅川マキを偲んでステージに献花する。平日でもありほどほどの人の集まり、傘をさすか迷うようなしっとりとした雨がふさわしい。

デビューアルバムの「浅川マキの世界」が1970年だから私の高校時代とぴったり重なる。音楽体験というのは個人的なもので私に浅川マキの音楽性について語る資格などないだろう。ただ同時期のフォークソングと呼ばれた流れとは明らかに違うものを聞いたという思いはある。

高校に入って下宿暮らしになり、プレーヤーもレコードもあるわけがなく知り合った大学生のアパートに遊びに行くとよく聞いていた。タバコが切れると押入れから袋一杯のシケモクが出てきたことと、なんだか非常に暗い部屋だったことだけを覚えている。

「新譜ジャーナル」から別冊で「浅川マキの世界」が出るとさっそく買い込んで一時期はギター片手に浅川マキばかり歌っていた。しかしコンサートには行っていない。コンサートの他の客のノリが苦手で自分で歌うことのほうが好きだった。勝手なものである。

70年代後半からは彫刻を作るようになったことで歌うこともなくなった。というわけでファンとしてはまったくの失格で、ただのおじさんの郷愁だけど、彼女の歌はちゃんと記憶の引き出しのけっこういい場所にしまってある。

画像はPIT INNで配られたチラシ。聞いたことがないという方は「You Tube 浅川マキ」で検索を。

グラン・トリノ2009/06/04

仕事を終えて自転車で映画館へ。明日で終わる「グラン・トリノ」を観る。ただただ自らの終末を予言するような暴力的な映画を作り続けるハリウッドのなかで、アメリカという国の現実とアメリカ人(移民としての)の自画像にきっちり向かい合って物語るクリント・イーストウッドがかっこよすぎ。

グラン・トリノというフォードの名車=強くてカッコイイアメリカ。と、朝鮮戦争、ベトナム戦争、移民、斜陽の自動車産業、老い、背景にさまざまなものを詰め込んでいささかステレオタイプの感もあるけれど、これがアメリカでも受け入れられるわかりやすさなのだ。しっかりアメリカ浪花節をうなっている。実際イーストウッドはウナリっぱなし。

エンドロールに流れる彼と息子が作詞・作曲したテーマがいい。

Shine A Light - 今年もよろしく2009/01/03

今年は喪中でもあり、例年の湯河原行もせず、静かな正月を過ごしている。で、昨日思い立ってスコセッシが撮ったローリングストーンズの「Shine A Light」をつれと観にいった。

細かいことはもういろんなところで語られているので言うまい。導入にクリントン一家が出てくるのはご愛嬌だが、じらしておいてジャンピン・ジャック・フラッシュで一気に舞い上がり、As Tears Go Byでもう涙腺はゆるむ。

NYのビーコンシアターという伝統ある小さなステージでミック、キース、ロニー、ワッツの体温、体臭、観客との一体感、こんな映画初めてだ。高校生の時、エルビスオンステージを3回見に行って、最後はカセットテープを隠し持って録音したことを思い出すが比べ物にならない。私が高校生であの頃のゆるい映画館だったら10回は忍び込んでるに違いない。

残念なのは椅子に座って観てるような映画じゃないってこと、スタンディングで足踏み鳴らせるようなところで観たい!

というわけでけっこうハイに始まりました新年、今年もどうぞよろしゅうお願い申し上げます。

おまけ:「Shine A Light」予告編はコチラ